34歳くらいの時、結婚相談センターのようなところで紹介された人とお見合いした。お相手の家族は両親とその人を含めた男兄弟3人、そして妹が一人いた。
妹は結婚している。子供は女の子が二人。
その子たちへのプレゼントを毎回ねだってくると話す。
「ひな祭り」「こどもの日」「誕生日」「クリスマス」「お正月」年に何度も玩具や欲しいものを具体的に挙げておねだりしてくると…。
そういうのを全部受け入れて断らない人。
後輩に対しても、テニススクールの仲間に対しても自分の意見を言わずに受け入れるタイプだった。
優しい性格だと思った。
でも臆病でハッキリしない。優柔不断。
イライラした。
愚痴を聞かされ、周囲の都合に振り回される。結果的に私も急な呼び出しに付き合わされそうになる。
会えば会うほどその人との関りにイライラが募って行った。
更に私には「おねだり妹」のトラウマがあった。井上理恵だ。
10年前の井上理恵たちとの北海道旅行が無残な結末に終わった傷。意識はしていなかったけど、そういうのが心の底にあった。
妹の立場の女性。スクスクのびのび育った人。
甘え上手で「お兄ちゃん」におねだりが当たり前の。
すぐに頼って甘えるのが当たり前の女性に対しての嫌悪感。
自分とは違うその人の存在に反応した。
拒絶反応だ。
今なら自助グループで自分の事を学んでイライラを回避できたかもしれないが。当時は無理だった。「おねだり妹」という存在そのものが。
妬みや憧れだったのかもしれない。
健全な家庭に育っていない自分の事が当時は分からずにいた。
自分自身が自分の事を分かっていない。
だから心の底の不安を正直に発信できなかった。
自分の気持ちを伝えるのは無理だった。
尼崎の異常な家庭
№12 肩身の狭いドライブ
惨めで苦しい夏~要らなかった運転免許
2024年12月24日
2023年04月11日
甘え慣れた女~自立しない幼稚な友達
物怖じせず気軽にねだる井上に、私は内心驚いた。
遊びに「連れてって、連れてって。」車に「乗せて乗せて。」
甘えるのに慣れている。
自分を甘えさせてくれる相手をすぐ見分ける。
嗅覚というやつだろうか…。
私は、幼少時から物をねだっても買い与えられなかったり、望みを叶えられなかったので、あきらめる癖が付いてる。
欲しいものを我慢して成長した。
希望を口にしないで大きくなった。
決して願望が無い訳じゃない。
いつもおねだりして願いを聞いてもらえた女の子との落差。
私は自分からは言い出せない。
言い出さないが、井上のおねだりに便乗する形でレジャーに加わってた。
丹羽の兄の運転でスキーにも行ったし、弟と一緒だった事もある。
丹羽の運転で、ドライブにも出かけた。
井上がねだって丹羽の兄弟や車が駆り出される。
そんな3人の間柄だった。
おねだり攻撃する井上と、それを聞く丹羽。
ただ付いて行くだけの私…。
私にスキーの趣味は無い。
アウトドアレジャーなどとは無縁だった。
強い憧れはあったが、別世界のものだという感覚だった。
(高校の修学旅行は長野でスキーだった。その時は気持ちいいほど滑ったので楽しさは分かっている。)
友達にもそういう趣味の子はいなかった。
だからどこか不器用でしっくりこない。
スキーの用具も装備も何ひとつ持っていないし、傾斜のキツい山では恐怖を感じた。
慣れていないと楽しめない。
二人ともこれまで周囲にいないタイプの友達だった。
そして仲良くやって行きたいと言う気持ちが強く働いた。
なので無理しても合わせて行こうとした。
甘え慣れた子と無理して合わせる子より
井上は「また乗せてね。」と軽い口調で言う。
『車を買って乗せてよね。』という意味だ。
私が何の目的で車の免許を取ったか、そこを飛ばしてよく平気でそんな言葉を口にする。
『ドライブに連れてって。』
『免許を取ったら、日常生活で車を乗り回せばいいでしょ?』
『車を買えばいいでしょ…。』井上にとっては何もかもが簡単だ。
免許を取ったら誰でも簡単に車を買えると思ってる。
経済的に成り立つとかどうとかを、井上は全く理解していない。
私は自営の母と二人暮らしだ。
維持費で慢性的に余裕が無くなってしまう。
その意味も分かってない。
井上は家族におねだりと甘えるのが当たり前の生活をしてきた。
だから簡単に考えているのだ。
バイトの経験すらほとんどない井上理恵。
そして自分の事を知らなさ過ぎる。
あるのはただ、学校生活とクラブ活動、のびのびと家の中で暮らしてきた体験。
金銭の節約、倹約など考えた事も無い。
お金の心配をしたことが無い。
不安を感じたことなど一度も無いはず。
欲しい何かを我慢して貯金した事がないのだ。
預貯金できない性格だと知らない。自分を知らない。
ねだって生きる。
それが井上の人生観、価値観だから。
それで1年先の計画を立てる。
約束の重さも知らない。
言葉の重さも知らない。
実行しなかった時、相手がどれだけ傷つくかも知らない。
仕事がきっかけで知り合ったから、趣味や嗜好が違う相手だ。
それでも合わせなければいけない。
そんな義務感に縛られていた。
丹羽もそうだと思う。
でも私ほど我慢強くはない。
丹羽は私より、豊かでわがままが許される環境に育った。
井上の「おねだり」が私と丹羽の接点。
プライベートでは最初から共通の話題が見いだせなかった。
趣味や嗜好が違い過ぎた。
「どっかへ遊びに。」「旅行に行きたい。」
そんな井上の『欲しい』が私と丹羽の接点。
井上のおねだりが無ければ距離があった。
いい距離を保ったまま、付かず離れずで傷つかずに済んだ。
自分を知らない女の子は罪だ。
罪深いと思う。
迷惑なおねだり女~欲しがる癖は罪より
約束を守らない友達~井上理恵と丹羽登紀子
約束を守らない友達~消えた北海道旅行
無責任女が夢を砕く~生育環境の落差
見下すのは平和な家の子
親切心という名の横暴~傷と損失
あれも嘘これも嘘~言葉の通じない友達
嫌がらせとチープなお土産~消えない傷
二枚舌~言葉の重さを知らない女
惨めで苦しい夏~要らなかった運転免許
遊びに「連れてって、連れてって。」車に「乗せて乗せて。」
甘えるのに慣れている。
自分を甘えさせてくれる相手をすぐ見分ける。
嗅覚というやつだろうか…。
私は、幼少時から物をねだっても買い与えられなかったり、望みを叶えられなかったので、あきらめる癖が付いてる。
欲しいものを我慢して成長した。
希望を口にしないで大きくなった。
決して願望が無い訳じゃない。
いつもおねだりして願いを聞いてもらえた女の子との落差。
私は自分からは言い出せない。
言い出さないが、井上のおねだりに便乗する形でレジャーに加わってた。
丹羽の兄の運転でスキーにも行ったし、弟と一緒だった事もある。
丹羽の運転で、ドライブにも出かけた。
井上がねだって丹羽の兄弟や車が駆り出される。
そんな3人の間柄だった。
おねだり攻撃する井上と、それを聞く丹羽。
ただ付いて行くだけの私…。
私にスキーの趣味は無い。
アウトドアレジャーなどとは無縁だった。
強い憧れはあったが、別世界のものだという感覚だった。
(高校の修学旅行は長野でスキーだった。その時は気持ちいいほど滑ったので楽しさは分かっている。)
友達にもそういう趣味の子はいなかった。
だからどこか不器用でしっくりこない。
スキーの用具も装備も何ひとつ持っていないし、傾斜のキツい山では恐怖を感じた。
慣れていないと楽しめない。
二人ともこれまで周囲にいないタイプの友達だった。
そして仲良くやって行きたいと言う気持ちが強く働いた。
なので無理しても合わせて行こうとした。
甘え慣れた子と無理して合わせる子より
井上は「また乗せてね。」と軽い口調で言う。
『車を買って乗せてよね。』という意味だ。
私が何の目的で車の免許を取ったか、そこを飛ばしてよく平気でそんな言葉を口にする。
『ドライブに連れてって。』
『免許を取ったら、日常生活で車を乗り回せばいいでしょ?』
『車を買えばいいでしょ…。』井上にとっては何もかもが簡単だ。
免許を取ったら誰でも簡単に車を買えると思ってる。
経済的に成り立つとかどうとかを、井上は全く理解していない。
私は自営の母と二人暮らしだ。
維持費で慢性的に余裕が無くなってしまう。
その意味も分かってない。
井上は家族におねだりと甘えるのが当たり前の生活をしてきた。
だから簡単に考えているのだ。
バイトの経験すらほとんどない井上理恵。
そして自分の事を知らなさ過ぎる。
あるのはただ、学校生活とクラブ活動、のびのびと家の中で暮らしてきた体験。
金銭の節約、倹約など考えた事も無い。
お金の心配をしたことが無い。
不安を感じたことなど一度も無いはず。
欲しい何かを我慢して貯金した事がないのだ。
預貯金できない性格だと知らない。自分を知らない。
ねだって生きる。
それが井上の人生観、価値観だから。
それで1年先の計画を立てる。
約束の重さも知らない。
言葉の重さも知らない。
実行しなかった時、相手がどれだけ傷つくかも知らない。
仕事がきっかけで知り合ったから、趣味や嗜好が違う相手だ。
それでも合わせなければいけない。
そんな義務感に縛られていた。
丹羽もそうだと思う。
でも私ほど我慢強くはない。
丹羽は私より、豊かでわがままが許される環境に育った。
井上の「おねだり」が私と丹羽の接点。
プライベートでは最初から共通の話題が見いだせなかった。
趣味や嗜好が違い過ぎた。
「どっかへ遊びに。」「旅行に行きたい。」
そんな井上の『欲しい』が私と丹羽の接点。
井上のおねだりが無ければ距離があった。
いい距離を保ったまま、付かず離れずで傷つかずに済んだ。
自分を知らない女の子は罪だ。
罪深いと思う。
迷惑なおねだり女~欲しがる癖は罪より
約束を守らない友達~井上理恵と丹羽登紀子
約束を守らない友達~消えた北海道旅行
無責任女が夢を砕く~生育環境の落差
見下すのは平和な家の子
親切心という名の横暴~傷と損失
あれも嘘これも嘘~言葉の通じない友達
嫌がらせとチープなお土産~消えない傷
二枚舌~言葉の重さを知らない女
惨めで苦しい夏~要らなかった運転免許
2023年03月29日
無残な旅行計画~生育環境の落差
自分が言った事に責任持たずに、最後は家族のせいにする。
お金を出さない家族が悪いかのような言い訳。
井上理恵個人との約束のはずが、最後は井上の家族全体と向き合わされてる様な嫌な気分にさせられた。
どんなに時間がたってもこれに納得できない。
井上はズルズルと問題を先延ばしにするだけだった。
言ってる事とやってる事が全く違った。
蓋を開けてみたら全部が実行されてない。
方向転換をするにも間際過ぎて夏の予定が立たなかった。
井上は冬の間、スキー旅行を繰り返してたから自分は充分楽しんでてそれでいい。
私は節約しながらの教習所通いだった。
夏の大きな計画のための。
それ2か月前に白紙に…。
他の友達をあたるにしても、免許を持ってる人なんていない。
それに急過ぎて。
夏の旅行に誘っだけど、戸惑ってた。
付き合ってはくれたけど、ツアー申込は行ける場所が限られ、結局近場で間に合わせるしかなかった。
特に行きたい場所でもなかった。
でもそこにするしかなかった。
惨めで苦しい夏…。
ギリギリまで騙され続けた感覚が消える事なく残っている。
同時期に電子オルガンの講師になった人たち。
仲良くやって行きたいという気持ちがあった。
趣味が合うとか気心が知れたとまでは行かなかったけど。
でもまさか。
ここまでいい加減で、こんな結果になると思ってなかった。
ねだってねだって盛り上げて。
二階に上がったら梯子を外す。
免許を取ったのが失敗だと悟った。
自分にとって要らないものを取り込んでしまったんだと思った。
夢や希望を持ったのが間違いだった。
平和な人の残酷~軽過ぎた約束
親戚との付き合いは、車がない事を強く意識させられた。
親戚の中で自分の家だけがそうだった。
皆が何も持っていなければ比較対象するものが無くて済む。
だけど家だけが他の親戚とは違った。
陰鬱だった子供時代を払拭できるような気がした。
プライベートな空間で水入らずのドライブ。
それは子供時代の私にとって夢のような世界だったのだ。
約束を守らない友達~井上理恵と丹羽登紀子
約束を守らない友達~消えた北海道旅行
見下すのは平和な家の子
親切心という名の横暴~傷と損失
甘え慣れた子と無理して合わせる子
迷惑なおねだり女~欲しがる癖は罪
あれも嘘これも嘘~言葉の通じない友達
嫌がらせとチープなお土産~消えない傷
惨めで苦しい夏~要らなかった運転免許
二枚舌~言葉の重さを知らない女
お金を出さない家族が悪いかのような言い訳。
井上理恵個人との約束のはずが、最後は井上の家族全体と向き合わされてる様な嫌な気分にさせられた。
どんなに時間がたってもこれに納得できない。
井上はズルズルと問題を先延ばしにするだけだった。
言ってる事とやってる事が全く違った。
蓋を開けてみたら全部が実行されてない。
方向転換をするにも間際過ぎて夏の予定が立たなかった。
井上は冬の間、スキー旅行を繰り返してたから自分は充分楽しんでてそれでいい。
私は節約しながらの教習所通いだった。
夏の大きな計画のための。
それ2か月前に白紙に…。
他の友達をあたるにしても、免許を持ってる人なんていない。
それに急過ぎて。
夏の旅行に誘っだけど、戸惑ってた。
付き合ってはくれたけど、ツアー申込は行ける場所が限られ、結局近場で間に合わせるしかなかった。
特に行きたい場所でもなかった。
でもそこにするしかなかった。
惨めで苦しい夏…。
ギリギリまで騙され続けた感覚が消える事なく残っている。
同時期に電子オルガンの講師になった人たち。
仲良くやって行きたいという気持ちがあった。
趣味が合うとか気心が知れたとまでは行かなかったけど。
でもまさか。
ここまでいい加減で、こんな結果になると思ってなかった。
ねだってねだって盛り上げて。
二階に上がったら梯子を外す。
免許を取ったのが失敗だと悟った。
自分にとって要らないものを取り込んでしまったんだと思った。
夢や希望を持ったのが間違いだった。
平和な人の残酷~軽過ぎた約束
親戚との付き合いは、車がない事を強く意識させられた。
親戚の中で自分の家だけがそうだった。
皆が何も持っていなければ比較対象するものが無くて済む。
だけど家だけが他の親戚とは違った。
陰鬱だった子供時代を払拭できるような気がした。
プライベートな空間で水入らずのドライブ。
それは子供時代の私にとって夢のような世界だったのだ。
約束を守らない友達~井上理恵と丹羽登紀子
約束を守らない友達~消えた北海道旅行
見下すのは平和な家の子
親切心という名の横暴~傷と損失
甘え慣れた子と無理して合わせる子
迷惑なおねだり女~欲しがる癖は罪
あれも嘘これも嘘~言葉の通じない友達
嫌がらせとチープなお土産~消えない傷
惨めで苦しい夏~要らなかった運転免許
二枚舌~言葉の重さを知らない女
2023年03月19日
約束を守らない友達~消えた北海道旅行
知り合って5か月で1年後の約束をしたのが間違いだった。
まさか貯金ができない人だなんて夢にも思わない。
夏の発表会が終わり「旅行に行きたい。」と言い出したのは井上理恵だった。
能登半島へ井上と丹羽登紀子と3人で2泊3日の旅をした。
夏の急な旅。
その後、ゆっくり計画を立て、もっと大きな旅行をしたいという気持ちになった。
一年後の夏にそうしようという話で盛り上がった。
私は海がいいと思ったが、丹羽は泳ぐのは嫌で、行き先の希望は北海道だった。
私と井上は北海道へ旅した事はあった。
井上は学生時代に船便で行ってユースホステルに泊まる質素な旅だったらしい。
私はツアー参加でバスで巡るのを経験していた。
バスは大変だ。
定期的に土産物屋へ入って全てが分刻み。
後のほとんどは、バスの中の座り姿勢で長時間。
かなり疲れると、私はそうこぼした。
車でなら自由にスケジュールを調整できる。
それでレンタカーを借り、自分たちだけで動き回る旅がいいよという流れになり…。
当時、丹羽だけが免許を持っていた。
丹羽に、車で遊びに行こうとよくせがんでいたのは井上だった。
「車に乗せて。」「どっか連れてって、連れてって。」
臆する事無く甘える。ねだるのが上手い。
(お兄さんが友達同士でスキーへ行くのにも付いて行くらしい。)
とにかく1年後の旅行は、レンタカーでの北海道周遊と決まった。
丹羽は自分一人が運転するのは不安だし、誰かもう一人免許を持っていた方がいいと言う。
それはそうだ。
ひとりでドライバーの役目は疲れる。
井上と私は、免許どうするって話になったんだけど…。
収入的に井上は無理なようだった。
じゃあ残っているのは貯金のある私だ。
もちろん無理矢理ではなく、夢のある計画に気持ちは膨らんだ。
だけど教習所へ出向くのはすぐにではなかった。
最初にまとまった費用を払い込む事、教習所へは電車とバスを乗り継いで通う事。
考えるとそう簡単に踏み切れない。
オルガンのレッスンも続けていたし5級取得を目標にしていた。
受験すると決めたら、そちらに時間を割くのを優先したい。
そんな時、先生から実力を蓄えて先に延ばすよう助言があった。
時間やエネルギーの余裕はできる。
秋、電車のホームで丹羽が「もう申し込んだ!?」
私の手首を持って振りながら、強い口調でそう言った。
最終的に背中を押された形だ。
そして教習所通いが始まる…。
申し込んで通い始めたら後には引けないんだよ。
予定変更するなら申し込む前にしてくれ!
そう言いたかった。
結局、北海道へなんて行ってない。
翌年、6月に井上、丹羽と3人で会った。
井上は全く資金を貯める事ができなかったのだ。
「お兄ちゃんがお金貸してくれへんねん。」
「お父ちゃんがお金貸してくれへんねん。」
「お母ちゃんがお金貸してくれへんねん。」
これが井上の言い訳だった。
これを聞かされた時、唖然とした。
あまりに違う、全然違うと心の中ががヒリヒリした。
スキー旅行を散々繰り返した後、バイトでお金を貯めると言っていたが口先だけだった。習い事をいくつも始め。
言ってる事とやってる事が全然違った。
それを考えるとたまらなかった。
だったら、教習所に申し込む前に変更してよ!!
大きな声で叫びたかった。
自分は何一つ我慢せずに目先の楽しみを最優先。
その場しのぎに実行する気もない事をペラペラしゃべって、最後は兄や親に頼る気だった。
困ったら家族にねだるつもりでいた。
自分が何とかする気なんて全然なかった。
ギリギリまで先延ばしにし…。
お金を貸さない家族が悪いかのような言い訳。
私は井上理恵の家族と約束した訳じゃない。
何かと言えば「お兄ちゃんが、お母ちゃんが、お父ちゃんが。」
こんな幼稚な性格とは知らなかった。
丹羽は2月にすでに行く気を失くしていた。
私が仮免許中の事だ。
「え~?行くの~!?」と悪びれる様子もなく平気で言う。
2対1で味方がいない。
取り付く島が無い。
二人に私の気持ちは分からない。
生い立ち№12
肩身の狭いドライブ~善良な人の残酷
約束を守らない友達~井上理恵と丹羽登紀子
無責任女が夢を砕く~生育環境の落差
見下すのは平和な家の子
親切心という名の横暴~傷と損失
甘え慣れた子と無理して合わせる子
迷惑なおねだり女~欲しがる癖は罪
あれも嘘これも嘘~言葉の通じない友達
嫌がらせとチープなお土産~消えない傷
惨めで苦しい夏~要らなかった運転免許
二枚舌~言葉の重さを知らない女
傲慢な子、無責任な子~共働き家庭の弊害
まさか貯金ができない人だなんて夢にも思わない。
夏の発表会が終わり「旅行に行きたい。」と言い出したのは井上理恵だった。
能登半島へ井上と丹羽登紀子と3人で2泊3日の旅をした。
夏の急な旅。
その後、ゆっくり計画を立て、もっと大きな旅行をしたいという気持ちになった。
一年後の夏にそうしようという話で盛り上がった。
私は海がいいと思ったが、丹羽は泳ぐのは嫌で、行き先の希望は北海道だった。
私と井上は北海道へ旅した事はあった。
井上は学生時代に船便で行ってユースホステルに泊まる質素な旅だったらしい。
私はツアー参加でバスで巡るのを経験していた。
バスは大変だ。
定期的に土産物屋へ入って全てが分刻み。
後のほとんどは、バスの中の座り姿勢で長時間。
かなり疲れると、私はそうこぼした。
車でなら自由にスケジュールを調整できる。
それでレンタカーを借り、自分たちだけで動き回る旅がいいよという流れになり…。
当時、丹羽だけが免許を持っていた。
丹羽に、車で遊びに行こうとよくせがんでいたのは井上だった。
「車に乗せて。」「どっか連れてって、連れてって。」
臆する事無く甘える。ねだるのが上手い。
(お兄さんが友達同士でスキーへ行くのにも付いて行くらしい。)
とにかく1年後の旅行は、レンタカーでの北海道周遊と決まった。
丹羽は自分一人が運転するのは不安だし、誰かもう一人免許を持っていた方がいいと言う。
それはそうだ。
ひとりでドライバーの役目は疲れる。
井上と私は、免許どうするって話になったんだけど…。
収入的に井上は無理なようだった。
じゃあ残っているのは貯金のある私だ。
もちろん無理矢理ではなく、夢のある計画に気持ちは膨らんだ。
だけど教習所へ出向くのはすぐにではなかった。
最初にまとまった費用を払い込む事、教習所へは電車とバスを乗り継いで通う事。
考えるとそう簡単に踏み切れない。
オルガンのレッスンも続けていたし5級取得を目標にしていた。
受験すると決めたら、そちらに時間を割くのを優先したい。
そんな時、先生から実力を蓄えて先に延ばすよう助言があった。
時間やエネルギーの余裕はできる。
秋、電車のホームで丹羽が「もう申し込んだ!?」
私の手首を持って振りながら、強い口調でそう言った。
最終的に背中を押された形だ。
そして教習所通いが始まる…。
申し込んで通い始めたら後には引けないんだよ。
予定変更するなら申し込む前にしてくれ!
そう言いたかった。
結局、北海道へなんて行ってない。
翌年、6月に井上、丹羽と3人で会った。
井上は全く資金を貯める事ができなかったのだ。
「お兄ちゃんがお金貸してくれへんねん。」
「お父ちゃんがお金貸してくれへんねん。」
「お母ちゃんがお金貸してくれへんねん。」
これが井上の言い訳だった。
これを聞かされた時、唖然とした。
あまりに違う、全然違うと心の中ががヒリヒリした。
スキー旅行を散々繰り返した後、バイトでお金を貯めると言っていたが口先だけだった。習い事をいくつも始め。
言ってる事とやってる事が全然違った。
それを考えるとたまらなかった。
だったら、教習所に申し込む前に変更してよ!!
大きな声で叫びたかった。
自分は何一つ我慢せずに目先の楽しみを最優先。
その場しのぎに実行する気もない事をペラペラしゃべって、最後は兄や親に頼る気だった。
困ったら家族にねだるつもりでいた。
自分が何とかする気なんて全然なかった。
ギリギリまで先延ばしにし…。
お金を貸さない家族が悪いかのような言い訳。
私は井上理恵の家族と約束した訳じゃない。
何かと言えば「お兄ちゃんが、お母ちゃんが、お父ちゃんが。」
こんな幼稚な性格とは知らなかった。
丹羽は2月にすでに行く気を失くしていた。
私が仮免許中の事だ。
「え~?行くの~!?」と悪びれる様子もなく平気で言う。
2対1で味方がいない。
取り付く島が無い。
二人に私の気持ちは分からない。
生い立ち№12
肩身の狭いドライブ~善良な人の残酷
約束を守らない友達~井上理恵と丹羽登紀子
無責任女が夢を砕く~生育環境の落差
見下すのは平和な家の子
親切心という名の横暴~傷と損失
甘え慣れた子と無理して合わせる子
迷惑なおねだり女~欲しがる癖は罪
あれも嘘これも嘘~言葉の通じない友達
嫌がらせとチープなお土産~消えない傷
惨めで苦しい夏~要らなかった運転免許
二枚舌~言葉の重さを知らない女
傲慢な子、無責任な子~共働き家庭の弊害
2023年03月08日
貯金できない女~消えた北海道旅行
6月、井上が全く準備してなかった現実と直面する。
会えば必ず『夏の旅行だけが楽しみ。』『旅行へ早く行きたい。』と乗り気だった。信じたし安心していた。間際になってくると『費用が足りなかったらバイトする。』と言い出すが、それも信じた。井上の言葉を常に信じた。
* * * * * * * *
私が電子オルガンの先生になったその年の春、同じ様に仕事に就いた井上理恵や丹羽登紀子と出会う。井上は、短大を卒業してすぐ、丹羽は家事手伝いを一年した後だった。
私は短大を出て三年間、他の仕事をしていた。
会社勤めを半年間。
そこを辞めてイベント企画会社で約一年間バイトをする。
それからオルガンを購入し、資格を取るため勉強を始めた。最低限のレベルに達するのに一年と半年かかった。
その間、写真(現像やプリントをする)工場に勤務していた。
仕事を終え帰宅してから、晩にオルガンの練習をしていた。
丹羽とは同じ高槻市内に住み、習っている先生が同じだった。
最初、数日間の研修があって、丹羽と行動を共にするようになる。
井上とも顔見知り程度だったが話すようになった。
それを経て、月一回の講師会議で顔を合わせるようになった。
夏の発表会の後、打ち上げで食事。開放感から一気に親しさが増し、3人で能登半島へ旅行する。
そして一年後の夏のレンタカー旅行計画へと発展する…。
同時期に楽器店で講師コンサートが決まった。
年が明けて春にコンサート開催。特別なイベントがスケジュールに組み込まれる事になった。
私は秋頃から出張レッスンの仕事が増え始め、週5日は埋まるようになる。
その年の後半は次々と新しい場所へ行き、次々と新しい生徒に出会い、最終的には計40人生徒を抱える状況になった。
出張レッスンの職場は生徒の自宅だ。
(たまに郊外の小さな教室の場合もある。)
生徒が住んでいるのは最寄駅から遠く不便な場所。
駅前の教室へ通うのが困難な、保護者の送り迎えが大変な所。
そこへ先生が出向いて行く。
そうやって曜日ごとに違うお宅へお邪魔して教えるのだ。
毎日別の家へ行き、会うのは生徒や保護者。
他の先生たちも同じく様々な会場で仕事をしている。
彼女たちは同業者であって同僚ではない。
会社の同僚の様に毎日顔を合わせない。
月一度のペースという頻度。
知り合って3、4か月たっていても、日常を共にしていない。
親しくなったつもりでも、相手の事をよく知っているとは言えない。
相手がどんな性格なのか、充分知るには時間がかかる…。
教習所へ電車とバスで通い始めた。
午前中、学科や実技を受けて一度帰宅して昼食をとって仕事に向かった。
生徒の住む団地にも電車とバスを乗り継いで行く。
一か所はバスで30分以上かかった。
日々、様々な交通機関を使っての移動。
常にバスの発着時間を気にしていたような気がする。
乗り遅れたら次にバスが来るのは2、30分も先になる。
外回りは緊張が続く。
やがてコンサートの打ち合わせ、練習が増えて行った。
自分のレッスンも個別に継続していた。
大変だったけど…。
それぞれ移動距離や拘束時間が極端に長い訳でも無かったし、自分が決めて就いた仕事だから何とかこなせた。
しかし教習所だけは違った。
短時間でも慣れない作業の連続で疲れた。
その冬のシーズン、井上はスキー旅行を繰り返すのだ。
私は井上がどんな性格なのか見極める事ができなかった。
「おねだり」に便乗し、「軽口」に同調し流されてしまう。
(その場の空気に合わせたい気持ちが強く。)
その結果、身の丈に合わない自動車運転免許の取得に奔走する。
仮免の時期、丹羽は不穏な態度を見せ始める。
気が変わったのだ。
井上は会えば必ず『夏の旅行だけが楽しみ。』『楽しみにしてる。』『旅行へ行く、早く行きたい。』と乗り気で話し、行く気満々だったので信じたし安心してた。
間際になってくると『費用が足りなかったらバイトする。』と言い出すが、それも信じた。
井上の言葉を常に信じた。
6月、井上が全く準備してなかった現実と直面する。
丹羽は取り付く島の無い態度でいる。
言葉が通じない。
そう感じた。
何一つ届かない。
悔しさも怒りも、理解してない、通じない。
約束を守らない友達~井上理恵と丹羽登紀子
約束を守らない友達~不実と気まぐれ
無責任女が夢を砕く~生育環境の落差
見下すのは平和な家の子
踏んだり蹴ったり~親切心に潜む悪意
甘え慣れた女と我慢してきた女
迷惑なおねだり女~欲しがる癖は罪自
奔放な女と卑怯なおねだり女
惨めで苦しい夏~要らなかった運転免許
会えば必ず『夏の旅行だけが楽しみ。』『旅行へ早く行きたい。』と乗り気だった。信じたし安心していた。間際になってくると『費用が足りなかったらバイトする。』と言い出すが、それも信じた。井上の言葉を常に信じた。
* * * * * * * *
私が電子オルガンの先生になったその年の春、同じ様に仕事に就いた井上理恵や丹羽登紀子と出会う。井上は、短大を卒業してすぐ、丹羽は家事手伝いを一年した後だった。
私は短大を出て三年間、他の仕事をしていた。
会社勤めを半年間。
そこを辞めてイベント企画会社で約一年間バイトをする。
それからオルガンを購入し、資格を取るため勉強を始めた。最低限のレベルに達するのに一年と半年かかった。
その間、写真(現像やプリントをする)工場に勤務していた。
仕事を終え帰宅してから、晩にオルガンの練習をしていた。
丹羽とは同じ高槻市内に住み、習っている先生が同じだった。
最初、数日間の研修があって、丹羽と行動を共にするようになる。
井上とも顔見知り程度だったが話すようになった。
それを経て、月一回の講師会議で顔を合わせるようになった。
夏の発表会の後、打ち上げで食事。開放感から一気に親しさが増し、3人で能登半島へ旅行する。
そして一年後の夏のレンタカー旅行計画へと発展する…。
同時期に楽器店で講師コンサートが決まった。
年が明けて春にコンサート開催。特別なイベントがスケジュールに組み込まれる事になった。
私は秋頃から出張レッスンの仕事が増え始め、週5日は埋まるようになる。
その年の後半は次々と新しい場所へ行き、次々と新しい生徒に出会い、最終的には計40人生徒を抱える状況になった。
出張レッスンの職場は生徒の自宅だ。
(たまに郊外の小さな教室の場合もある。)
生徒が住んでいるのは最寄駅から遠く不便な場所。
駅前の教室へ通うのが困難な、保護者の送り迎えが大変な所。
そこへ先生が出向いて行く。
そうやって曜日ごとに違うお宅へお邪魔して教えるのだ。
毎日別の家へ行き、会うのは生徒や保護者。
他の先生たちも同じく様々な会場で仕事をしている。
彼女たちは同業者であって同僚ではない。
会社の同僚の様に毎日顔を合わせない。
月一度のペースという頻度。
知り合って3、4か月たっていても、日常を共にしていない。
親しくなったつもりでも、相手の事をよく知っているとは言えない。
相手がどんな性格なのか、充分知るには時間がかかる…。
教習所へ電車とバスで通い始めた。
午前中、学科や実技を受けて一度帰宅して昼食をとって仕事に向かった。
生徒の住む団地にも電車とバスを乗り継いで行く。
一か所はバスで30分以上かかった。
日々、様々な交通機関を使っての移動。
常にバスの発着時間を気にしていたような気がする。
乗り遅れたら次にバスが来るのは2、30分も先になる。
外回りは緊張が続く。
やがてコンサートの打ち合わせ、練習が増えて行った。
自分のレッスンも個別に継続していた。
大変だったけど…。
それぞれ移動距離や拘束時間が極端に長い訳でも無かったし、自分が決めて就いた仕事だから何とかこなせた。
しかし教習所だけは違った。
短時間でも慣れない作業の連続で疲れた。
その冬のシーズン、井上はスキー旅行を繰り返すのだ。
私は井上がどんな性格なのか見極める事ができなかった。
「おねだり」に便乗し、「軽口」に同調し流されてしまう。
(その場の空気に合わせたい気持ちが強く。)
その結果、身の丈に合わない自動車運転免許の取得に奔走する。
仮免の時期、丹羽は不穏な態度を見せ始める。
気が変わったのだ。
井上は会えば必ず『夏の旅行だけが楽しみ。』『楽しみにしてる。』『旅行へ行く、早く行きたい。』と乗り気で話し、行く気満々だったので信じたし安心してた。
間際になってくると『費用が足りなかったらバイトする。』と言い出すが、それも信じた。
井上の言葉を常に信じた。
6月、井上が全く準備してなかった現実と直面する。
丹羽は取り付く島の無い態度でいる。
言葉が通じない。
そう感じた。
何一つ届かない。
悔しさも怒りも、理解してない、通じない。
約束を守らない友達~井上理恵と丹羽登紀子
約束を守らない友達~不実と気まぐれ
無責任女が夢を砕く~生育環境の落差
見下すのは平和な家の子
踏んだり蹴ったり~親切心に潜む悪意
甘え慣れた女と我慢してきた女
迷惑なおねだり女~欲しがる癖は罪自
奔放な女と卑怯なおねだり女
惨めで苦しい夏~要らなかった運転免許
2023年02月28日
ヤクザな女と無責任女~共働き家庭の弊害
彼女たちが育ったのは、働き手が得た収入を家族のために使う、それが当たり前の家。
彼女たちの暮らしてきた環境が普通なのかもしれない。
だけどあまりに甘く、何もかもが通用し過ぎる。
見下すのは平和な家の子より
仕事を始めて間もない頃、丹羽と近所のスーパーでバッタリ出会った事がある。
丹羽は車で食料品の買い出しに来ていた。
それでお茶するため、2階の店に入る。
以前、そこでバイトしていたそうだ。
丹羽は仕事にそれほど夢がなさそうだった。
結婚したがっていた。
恋愛話をしていたと思うが「中絶した事ある。」と話し出す。
車の中で避妊具も付けないで行為に及んだそうだ。
「アッ!」と相手の男が声を出し、うっかり出してしまった瞬間が分かったようだけど。
ずい分荒っぽいやり方だ。
コンドームを用意しない相手。マナーが悪い。
家事手伝いは暇を持て余す。
電子オルガンの先生になってからもそれは大して変わらない。
午前中は空いてるし。
丹羽は私より仕事日数は少なく、一日の生徒の数も少なかった。
(丹羽はバイクで通っていた。)
午前中は空いていて暇を持て余す。
いろんな事に意欲がない様子だった。
若さが無かった。
冷めた大人に見えた。
自分が習うレッスンにも身が入らないようだった。
よく休んでいて、やる気がなさそうだった。
友達としてはこれまで周囲にはいないタイプだった。
でっぷり太った体型からか、タバコを吸う時の表情のせいか。
ふんぞり返ってる。太々しい、そんな風に見えた。
後々その印象が間違いでないと、分かる日が来る…。
暇を持て余す女~鈍感と傲慢
仕事がきっかけで知り合ったから、趣味や嗜好が違う相手だ。
それでも合わせなければいけない。
そんな義務感に縛られていた。
丹羽もそうだと思う。
でも私ほど我慢強くはない。
丹羽は私より、豊かでわがままが許される環境に育った。
迷惑なおねだり女~欲しがる癖は罪
口約束だけで消えてしまった夢のようなレンタカー旅行。
井上理恵はホントに口先だけ。
本人は、ただ冬の間中スキー旅行を楽しんだだけだし。
家族を盾に約束破りも裏切りも済ませてしまう。
自分は何の努力もしない。
二人とも家族というバックボーン、経済力を持った家族込でしか私と関わろうとしない。
親の車を貸してやればいいだろう。それで気が済むだろう。
そんな安易な発想だ。
彼女たちにとっては痛くもかゆくもない。
私一人が無駄に動き、話が違う方向へ逸れて行った。
元々の計画は完全に無効になり、経済的損失だけを被った。
やってられない。
親切心という名の横暴~傷と損失より
自分が言った事に責任持たずに、最後は家族のせいにする。
お金を出さない家族が悪いかのような言い訳。
井上理恵個人との約束のはずが、最後は井上の家族全体と向き合わされてる様な嫌な気分にさせられた。
どんなに時間がたってもこれに納得できない。
井上はズルズルと問題を先延ばしにするだけだった。
言ってる事とやってる事が全く違った。
蓋を開けてみたら全部が実行されてない。
無責任女が夢を砕く~生育環境の落差より
約束を守らない友達~井上理恵と丹羽登紀子
約束を守らない友達~不実と気まぐれ
甘え慣れた女と我慢してきた女
迷惑なおねだり女~欲しがる癖は罪
あれも嘘これも嘘~言葉の通じない友達
惨めで苦しい夏~要らなかった運転免許
二枚舌~言葉の重さを知らない女
彼女たちの暮らしてきた環境が普通なのかもしれない。
だけどあまりに甘く、何もかもが通用し過ぎる。
見下すのは平和な家の子より
仕事を始めて間もない頃、丹羽と近所のスーパーでバッタリ出会った事がある。
丹羽は車で食料品の買い出しに来ていた。
それでお茶するため、2階の店に入る。
以前、そこでバイトしていたそうだ。
丹羽は仕事にそれほど夢がなさそうだった。
結婚したがっていた。
恋愛話をしていたと思うが「中絶した事ある。」と話し出す。
車の中で避妊具も付けないで行為に及んだそうだ。
「アッ!」と相手の男が声を出し、うっかり出してしまった瞬間が分かったようだけど。
ずい分荒っぽいやり方だ。
コンドームを用意しない相手。マナーが悪い。
家事手伝いは暇を持て余す。
電子オルガンの先生になってからもそれは大して変わらない。
午前中は空いてるし。
丹羽は私より仕事日数は少なく、一日の生徒の数も少なかった。
(丹羽はバイクで通っていた。)
午前中は空いていて暇を持て余す。
いろんな事に意欲がない様子だった。
若さが無かった。
冷めた大人に見えた。
自分が習うレッスンにも身が入らないようだった。
よく休んでいて、やる気がなさそうだった。
友達としてはこれまで周囲にはいないタイプだった。
でっぷり太った体型からか、タバコを吸う時の表情のせいか。
ふんぞり返ってる。太々しい、そんな風に見えた。
後々その印象が間違いでないと、分かる日が来る…。
暇を持て余す女~鈍感と傲慢
仕事がきっかけで知り合ったから、趣味や嗜好が違う相手だ。
それでも合わせなければいけない。
そんな義務感に縛られていた。
丹羽もそうだと思う。
でも私ほど我慢強くはない。
丹羽は私より、豊かでわがままが許される環境に育った。
迷惑なおねだり女~欲しがる癖は罪
口約束だけで消えてしまった夢のようなレンタカー旅行。
井上理恵はホントに口先だけ。
本人は、ただ冬の間中スキー旅行を楽しんだだけだし。
家族を盾に約束破りも裏切りも済ませてしまう。
自分は何の努力もしない。
二人とも家族というバックボーン、経済力を持った家族込でしか私と関わろうとしない。
親の車を貸してやればいいだろう。それで気が済むだろう。
そんな安易な発想だ。
彼女たちにとっては痛くもかゆくもない。
私一人が無駄に動き、話が違う方向へ逸れて行った。
元々の計画は完全に無効になり、経済的損失だけを被った。
やってられない。
親切心という名の横暴~傷と損失より
自分が言った事に責任持たずに、最後は家族のせいにする。
お金を出さない家族が悪いかのような言い訳。
井上理恵個人との約束のはずが、最後は井上の家族全体と向き合わされてる様な嫌な気分にさせられた。
どんなに時間がたってもこれに納得できない。
井上はズルズルと問題を先延ばしにするだけだった。
言ってる事とやってる事が全く違った。
蓋を開けてみたら全部が実行されてない。
無責任女が夢を砕く~生育環境の落差より
約束を守らない友達~井上理恵と丹羽登紀子
約束を守らない友達~不実と気まぐれ
甘え慣れた女と我慢してきた女
迷惑なおねだり女~欲しがる癖は罪
あれも嘘これも嘘~言葉の通じない友達
惨めで苦しい夏~要らなかった運転免許
二枚舌~言葉の重さを知らない女
2023年02月21日
裏切るのは豊かな家の子~残酷な旅行計画
電車とバスを乗り継いで教習所へ通った日々。仮免を取る時期が雪の降る季節にかかった。凍えながらバス停で待った。
思い返すと涙が出てきた。悔しさは通じない。
* * * * * * * * *
丹羽登紀子のお父さんは普通の会社員で、お母さんは看護師だと言っていた。
共働き家庭だ。
そして兄と弟がいる。
お兄さんはすでに社会人で働いている。
働き手が複数いるから、その家の女の子は家事手伝いをする。
時には家族を駅へ送り迎えをし、家事をしていれば誰にも文句を言われない。
自分で得た収入で大きな買い物をした事は無い。目標金額のお金を貯めた事が無い。家族におねだりと甘えるのが当たり前の生活。
子供の頃からのそれが当然の暮らし。
バイト経験はあっても、それはお小遣い稼ぎ。
両親は長男の就職祝いに車をプレゼントし、そのお兄さんは休日にスキー、サーフィン、ゴルフを楽しむ。
郊外の一戸建てに家族5人で暮らす日々。
それだけの人生つまらないから、電子オルガンを教える。
収入を得るのが目的ではない。
人付き合いと社交の場を求めていたのだ。
井上理恵も共働き家庭だ。
兄が一人いる。
お母さんは保険の外交員をしていると言っていた。
普通の事務職より高収入。
丹羽の母親、看護師長(?)もそうだ。
お母さんの収入が一家をより豊かにする環境。
家にいる時間が少ない分、埋め合わせで子供に注がれるのは遊興費、教育費。
楽器や月謝、楽譜代は親が全部支払ってきたはずだ。
井上もお兄さんもスキーが趣味らしい。
兄妹でスキー板など一式を所有し、シーズンには装備して出掛ける。
井上も丹羽もバイクや自転車を使っていた。
自宅の駐車場は家族の持ち物でいっぱいに違いない。
彼女たちが育ったのは、働き手が得た収入を家族のために使う、それが当たり前の家。
皆が力を合わせて過ごす家。
深刻なトラブルの無い平穏な家庭。
そんな環境で育ち、それが当たり前でいる女の子。
自由にのびのび暮らしてきた。奔放に遊んでても何も困らない。
特に大金持ちってわけではない。平均的な家の子だと思う。
彼女たちの暮らしてきた環境が普通なのかもしれない。
だけどあまりに甘く何もかもが通用し、平和過ぎる。
私一人が気の進まない二人を強引に誘った訳じゃない。
3人の意見をすり合わせて決めた。
丹羽がまだ行った事の無い北海道へと行き先が絞られて計画を立てた。
盛り上がったその時の状況は二人が一番よく知ってるはず。
だからエネルギーと時間と費用をかけて私は教習所へ通った。
絆を信じて。
目標がある、そのための免許取得、そう信じて。
欲しいものを我慢して節約した。
電車とバスを乗り継いで通った。
雪の降る日が続き、凍えながらバス停で待った。
井上が最終的に旅行できないと返答した後、丹羽は兄がサーフィンやゴルフに行くと話を振ってきた。
丹羽は私が仮免取得したあたりから態度を変え始めた。
元々免許が有って運転し慣れてる丹羽ひとりに、どうしても負担がかかる。
だから鬱陶しくなったのだ。
丹羽は北海道へのレンタカー旅行に行けなかった事を内心喜んでいたと思う。
だけど私に悪いから、兄のレジャー、サ-フィンはどう?みたいな感じで言ってきたんだ。
そうやって話がどんどん違う方向へ行く。
サーフィンにゴルフ…。
私がそれを始めようとしたらまた一から準備しないといけない。
教習所に何のために通って免許取ったのか分からないし、それ全く生かせないし、今度は別の、よりお金がかかる遊び。
もうついて行けないと思った。
それにお兄さん絡みだとまた肩身が狭いレジャーになる。
丹羽は自分の兄だから何の気兼ねも無くていい。
ふんぞり返って大きな態度でいてもいい。気楽だ。
でも私は違う。それじゃ全然意味が無い。
深い考えとか無い二人。
その時の思い付きと気まぐれ。
とにかく荒っぽい。
教習所へ「もう申し込んだ!?」
あの時の強引な物言い。
私は両親が離婚した事は話していた。
母と二人暮らしなのは知っている。
二人とも私のマンションを訪れた事がある。
阪急もJRも徒歩すぐで、自転車も要らない便利な場所に住んでるって知ってた。
知っててこれ…。
無責任女が夢を砕く
自分が言った事に責任持たずに、最後は家族のせいにする。
お金を出さない家族が悪いかのような言い訳。
井上理恵個人との約束のはずが、最後は井上の家族全体と向き合わされてる様な嫌な気分にさせられた。
どんなに時間がたってもこれに納得できない。
井上はズルズルと問題を先延ばしにするだけだった。
言ってる事とやってる事が全く違った。
蓋を開けてみたら全部が実行されてない。
方向転換をするにも間際過ぎて夏の予定が立たなかった。
井上は冬の間、スキー旅行を繰り返してたから自分は充分楽しんでてそれでいい。
私は節約しながらの教習所通いだった。
夏の大きな計画のための。
それ2か月前に白紙に…。
他の友達をあたるにしても、免許を持ってる人なんていない。
それに急過ぎて。
夏の旅行に誘っだけど、戸惑ってた。
付き合ってはくれたけど、ツアー申込は行ける場所が限られ、結局近場で間に合わせるしかなかった。
特に行きたい場所でもなかった。
でもそこにするしかなかった。
惨めで苦しい夏…。
ギリギリまで騙され続けた感覚が消える事なく残っている。
同時期に電子オルガンの講師になった人たち。
仲良くやって行きたいという気持ちがあった。
趣味が合うとか気心が知れたとまでは行かなかったけど。
でもまさか。
ここまでいい加減で、こんな結果になると思ってなかった。
免許を取ったのが失敗だと悟った。
自分にとって要らないものを取り込んでしまったんだと思った。
夢や希望を持ったのが間違いだった。
肩身の狭いドライブ~善良な人の残酷
親戚との付き合いは、車がない事を強く意識させられた。
親戚の中で自分の家だけがそうだった。
皆が何も持っていなければ比較対象するものが無くて済む。
だけど家だけが他の親戚とは違った。
陰鬱だった子供時代を払拭できるような気がした。
プライベートな空間で水入らずのドライブ。
それは子供時代の私にとって夢のような世界だったのだ。
約束を守らない友達~井上理恵と丹羽登紀子
約束を守らない友達~不実と気まぐれ
親切心という名の横暴~傷と損失
甘え慣れた女と我慢してきた女
迷惑なおねだり女~欲しがる癖は罪
あれも嘘これも嘘~言葉の通じない友達
嫌がらせとチープなお土産~消えない傷
惨めで苦しい夏~要らなかった運転免許
二枚舌~言葉の重さを知らない女
傲慢な子、無責任な子~共働き家庭の弊害
思い返すと涙が出てきた。悔しさは通じない。
* * * * * * * * *
丹羽登紀子のお父さんは普通の会社員で、お母さんは看護師だと言っていた。
共働き家庭だ。
そして兄と弟がいる。
お兄さんはすでに社会人で働いている。
働き手が複数いるから、その家の女の子は家事手伝いをする。
時には家族を駅へ送り迎えをし、家事をしていれば誰にも文句を言われない。
自分で得た収入で大きな買い物をした事は無い。目標金額のお金を貯めた事が無い。家族におねだりと甘えるのが当たり前の生活。
子供の頃からのそれが当然の暮らし。
バイト経験はあっても、それはお小遣い稼ぎ。
両親は長男の就職祝いに車をプレゼントし、そのお兄さんは休日にスキー、サーフィン、ゴルフを楽しむ。
郊外の一戸建てに家族5人で暮らす日々。
それだけの人生つまらないから、電子オルガンを教える。
収入を得るのが目的ではない。
人付き合いと社交の場を求めていたのだ。
井上理恵も共働き家庭だ。
兄が一人いる。
お母さんは保険の外交員をしていると言っていた。
普通の事務職より高収入。
丹羽の母親、看護師長(?)もそうだ。
お母さんの収入が一家をより豊かにする環境。
家にいる時間が少ない分、埋め合わせで子供に注がれるのは遊興費、教育費。
楽器や月謝、楽譜代は親が全部支払ってきたはずだ。
井上もお兄さんもスキーが趣味らしい。
兄妹でスキー板など一式を所有し、シーズンには装備して出掛ける。
井上も丹羽もバイクや自転車を使っていた。
自宅の駐車場は家族の持ち物でいっぱいに違いない。
彼女たちが育ったのは、働き手が得た収入を家族のために使う、それが当たり前の家。
皆が力を合わせて過ごす家。
深刻なトラブルの無い平穏な家庭。
そんな環境で育ち、それが当たり前でいる女の子。
自由にのびのび暮らしてきた。奔放に遊んでても何も困らない。
特に大金持ちってわけではない。平均的な家の子だと思う。
彼女たちの暮らしてきた環境が普通なのかもしれない。
だけどあまりに甘く何もかもが通用し、平和過ぎる。
私一人が気の進まない二人を強引に誘った訳じゃない。
3人の意見をすり合わせて決めた。
丹羽がまだ行った事の無い北海道へと行き先が絞られて計画を立てた。
盛り上がったその時の状況は二人が一番よく知ってるはず。
だからエネルギーと時間と費用をかけて私は教習所へ通った。
絆を信じて。
目標がある、そのための免許取得、そう信じて。
欲しいものを我慢して節約した。
電車とバスを乗り継いで通った。
雪の降る日が続き、凍えながらバス停で待った。
井上が最終的に旅行できないと返答した後、丹羽は兄がサーフィンやゴルフに行くと話を振ってきた。
丹羽は私が仮免取得したあたりから態度を変え始めた。
元々免許が有って運転し慣れてる丹羽ひとりに、どうしても負担がかかる。
だから鬱陶しくなったのだ。
丹羽は北海道へのレンタカー旅行に行けなかった事を内心喜んでいたと思う。
だけど私に悪いから、兄のレジャー、サ-フィンはどう?みたいな感じで言ってきたんだ。
そうやって話がどんどん違う方向へ行く。
サーフィンにゴルフ…。
私がそれを始めようとしたらまた一から準備しないといけない。
教習所に何のために通って免許取ったのか分からないし、それ全く生かせないし、今度は別の、よりお金がかかる遊び。
もうついて行けないと思った。
それにお兄さん絡みだとまた肩身が狭いレジャーになる。
丹羽は自分の兄だから何の気兼ねも無くていい。
ふんぞり返って大きな態度でいてもいい。気楽だ。
でも私は違う。それじゃ全然意味が無い。
深い考えとか無い二人。
その時の思い付きと気まぐれ。
とにかく荒っぽい。
教習所へ「もう申し込んだ!?」
あの時の強引な物言い。
私は両親が離婚した事は話していた。
母と二人暮らしなのは知っている。
二人とも私のマンションを訪れた事がある。
阪急もJRも徒歩すぐで、自転車も要らない便利な場所に住んでるって知ってた。
知っててこれ…。
無責任女が夢を砕く
自分が言った事に責任持たずに、最後は家族のせいにする。
お金を出さない家族が悪いかのような言い訳。
井上理恵個人との約束のはずが、最後は井上の家族全体と向き合わされてる様な嫌な気分にさせられた。
どんなに時間がたってもこれに納得できない。
井上はズルズルと問題を先延ばしにするだけだった。
言ってる事とやってる事が全く違った。
蓋を開けてみたら全部が実行されてない。
方向転換をするにも間際過ぎて夏の予定が立たなかった。
井上は冬の間、スキー旅行を繰り返してたから自分は充分楽しんでてそれでいい。
私は節約しながらの教習所通いだった。
夏の大きな計画のための。
それ2か月前に白紙に…。
他の友達をあたるにしても、免許を持ってる人なんていない。
それに急過ぎて。
夏の旅行に誘っだけど、戸惑ってた。
付き合ってはくれたけど、ツアー申込は行ける場所が限られ、結局近場で間に合わせるしかなかった。
特に行きたい場所でもなかった。
でもそこにするしかなかった。
惨めで苦しい夏…。
ギリギリまで騙され続けた感覚が消える事なく残っている。
同時期に電子オルガンの講師になった人たち。
仲良くやって行きたいという気持ちがあった。
趣味が合うとか気心が知れたとまでは行かなかったけど。
でもまさか。
ここまでいい加減で、こんな結果になると思ってなかった。
免許を取ったのが失敗だと悟った。
自分にとって要らないものを取り込んでしまったんだと思った。
夢や希望を持ったのが間違いだった。
肩身の狭いドライブ~善良な人の残酷
親戚との付き合いは、車がない事を強く意識させられた。
親戚の中で自分の家だけがそうだった。
皆が何も持っていなければ比較対象するものが無くて済む。
だけど家だけが他の親戚とは違った。
陰鬱だった子供時代を払拭できるような気がした。
プライベートな空間で水入らずのドライブ。
それは子供時代の私にとって夢のような世界だったのだ。
約束を守らない友達~井上理恵と丹羽登紀子
約束を守らない友達~不実と気まぐれ
親切心という名の横暴~傷と損失
甘え慣れた女と我慢してきた女
迷惑なおねだり女~欲しがる癖は罪
あれも嘘これも嘘~言葉の通じない友達
嫌がらせとチープなお土産~消えない傷
惨めで苦しい夏~要らなかった運転免許
二枚舌~言葉の重さを知らない女
傲慢な子、無責任な子~共働き家庭の弊害
2023年02月19日
二枚舌~言葉の重さを知らない女
私は井上がどんな性格なのか見極める事ができなかった。
「おねだり」に便乗し、「軽口」に同調し流されてしまう。
(その場の空気に合わせたい気持ちが強く。)
その結果、身の丈に合わない自動車運転免許の取得に奔走する。
仮免の時期、丹羽は不穏な態度を見せ始める。
気が変わったのだ。
井上は会えば必ず『夏の旅行だけが楽しみ。』『楽しみにしてる。』『旅行へ行く、早く行きたい。』と乗り気で話し、行く気満々だったので信じたし安心してた。
間際になってくると『費用が足りなかったらバイトする。』と言い出すが、それも信じた。
井上の言葉を常に信じた。
6月、井上が全く準備してなかった現実と直面する。
丹羽は取り付く島の無い態度でいる。
言葉が通じない。
そう感じた。
何一つ届かない。
悔しさも怒りも、理解してない、通じない。
あれも噓これも噓~言葉が通じない友達より
(井上理恵は)
金銭の節約、倹約など考えた事も無い。
お金の心配をしたことが無い。
不安を感じたことなど一度も無いはず。
欲しい何かを我慢して貯金した事がない。
預貯金できない性格だと知らない。自分を知らない。
ねだって生きる。
それが井上の人生観、価値観だから。
それで1年先の計画を立てる。
約束の重さも知らない。
言葉の重さも知らない。
実行しなかった時、相手がどれだけ傷つくかも知らない。
井上の「おねだり」が私と丹羽の接点。
プライベートでは共通の話題がほとんど見い出せなかった。
趣味も価値観も違い過ぎた。
「どっかへ遊びに。」「旅行に行きたい。」
そんな井上の『欲しい』が私と丹羽の接点。
井上のおねだりが無ければ距離があった。
いい距離を保ったまま、付かず離れずで傷つかずに済んだ。
自分を知らない女の子は罪だ。
罪深いと思う。
迷惑なおねだり女~欲しがる癖は罪より
なぜあんなにすぐねだる事ができるのか不思議だった。
遊びに「連れてって、連れてって。」
車に「乗せて乗せて。」
甘えるのに慣れてる女の子だ。
自分を甘えさせてくれる相手をすぐ見分ける。
嗅覚というやつだろうか…。
物怖じせず気軽にねだる井上に、私は内心驚いた。
私は、幼少時から物をねだっても買い与えられなかったり、望みを叶えられなかったので、あきらめる癖が付いてる。
欲しいものを我慢して成長した。
希望を口にしないで大きくなった。
決して願望が無い訳じゃない。
いつもおねだりして願いを聞いてもらえた女の子との落差。
私は自分からは言い出せない。
言い出さないが、井上のおねだりに便乗する形でレジャーに加わってた。
おねだり攻撃する井上と、それを聞いてお世話する丹羽。
ただ付いて行くだけの私…。
二人ともこれまで周囲にいないタイプの友達だった。
そして仲良くやって行きたいと言う気持ちが強く働いた。
なので無理しても合わせて行こうとした。
甘え慣れた子と無理して合わせる子より
約束を守らない友達~井上理恵と丹羽登紀子
約束を守らない友達~不実と気まぐれ
無責任女が夢を砕く~生育環境の落差
見下すのは平和な家の子
親切心という名の横暴~傷と損失
嫌がらせとチープなお土産~消えない傷
惨めで苦しい夏~要らなかった運転免許
「おねだり」に便乗し、「軽口」に同調し流されてしまう。
(その場の空気に合わせたい気持ちが強く。)
その結果、身の丈に合わない自動車運転免許の取得に奔走する。
仮免の時期、丹羽は不穏な態度を見せ始める。
気が変わったのだ。
井上は会えば必ず『夏の旅行だけが楽しみ。』『楽しみにしてる。』『旅行へ行く、早く行きたい。』と乗り気で話し、行く気満々だったので信じたし安心してた。
間際になってくると『費用が足りなかったらバイトする。』と言い出すが、それも信じた。
井上の言葉を常に信じた。
6月、井上が全く準備してなかった現実と直面する。
丹羽は取り付く島の無い態度でいる。
言葉が通じない。
そう感じた。
何一つ届かない。
悔しさも怒りも、理解してない、通じない。
あれも噓これも噓~言葉が通じない友達より
(井上理恵は)
金銭の節約、倹約など考えた事も無い。
お金の心配をしたことが無い。
不安を感じたことなど一度も無いはず。
欲しい何かを我慢して貯金した事がない。
預貯金できない性格だと知らない。自分を知らない。
ねだって生きる。
それが井上の人生観、価値観だから。
それで1年先の計画を立てる。
約束の重さも知らない。
言葉の重さも知らない。
実行しなかった時、相手がどれだけ傷つくかも知らない。
井上の「おねだり」が私と丹羽の接点。
プライベートでは共通の話題がほとんど見い出せなかった。
趣味も価値観も違い過ぎた。
「どっかへ遊びに。」「旅行に行きたい。」
そんな井上の『欲しい』が私と丹羽の接点。
井上のおねだりが無ければ距離があった。
いい距離を保ったまま、付かず離れずで傷つかずに済んだ。
自分を知らない女の子は罪だ。
罪深いと思う。
迷惑なおねだり女~欲しがる癖は罪より
なぜあんなにすぐねだる事ができるのか不思議だった。
遊びに「連れてって、連れてって。」
車に「乗せて乗せて。」
甘えるのに慣れてる女の子だ。
自分を甘えさせてくれる相手をすぐ見分ける。
嗅覚というやつだろうか…。
物怖じせず気軽にねだる井上に、私は内心驚いた。
私は、幼少時から物をねだっても買い与えられなかったり、望みを叶えられなかったので、あきらめる癖が付いてる。
欲しいものを我慢して成長した。
希望を口にしないで大きくなった。
決して願望が無い訳じゃない。
いつもおねだりして願いを聞いてもらえた女の子との落差。
私は自分からは言い出せない。
言い出さないが、井上のおねだりに便乗する形でレジャーに加わってた。
おねだり攻撃する井上と、それを聞いてお世話する丹羽。
ただ付いて行くだけの私…。
二人ともこれまで周囲にいないタイプの友達だった。
そして仲良くやって行きたいと言う気持ちが強く働いた。
なので無理しても合わせて行こうとした。
甘え慣れた子と無理して合わせる子より
約束を守らない友達~井上理恵と丹羽登紀子
約束を守らない友達~不実と気まぐれ
無責任女が夢を砕く~生育環境の落差
見下すのは平和な家の子
親切心という名の横暴~傷と損失
嫌がらせとチープなお土産~消えない傷
惨めで苦しい夏~要らなかった運転免許
2023年02月15日
自立しない幼稚な友達~無策と身勝手
口約束だけで消えてしまった夢のようなレンタカー旅行。
井上理恵はホントに口先だけ。
本人は、ただ冬の間中スキー旅行を楽しんだだけだし。
家族を盾に約束破りも裏切りも済ませてしまう。
自分は一切動こうとしない。
二人とも家族というバックボーン、経済力を持った家族込でしか私と関わろうとしない。
親の車を貸してやればいいだろう。それで気が済むだろう。
そんな安易な発想だ。
彼女たちにとっては痛くもかゆくもない。
私一人が無駄に動き、話が違う方向へ逸れて行った。
元々の計画は完全に無効になり、経済的損失だけを被った。
やってられない。
親切心という名の横暴~傷と損失より
井上理恵はおねだりが得意だ。
「連れてって。連れてって。」と言い慣れている女の子。
おねだりして受け入れられ、それが当たり前で過ごしてきた。
のびのびと恵まれた環境で大きくなった。
「お兄ちゃんがお金貸してくれへんねん。」
「お父ちゃんがお金貸してくれへんねん。」
「お母ちゃんがお金貸してくれへんねん。」
これが井上の言い訳だった。
これを聞かされた時、唖然とした。
あまりに違う、全然違うと心の中ががヒリヒリした。
スキー旅行を散々繰り返した後、バイトでお金を貯めると言っていたが口先だけだった。習い事をいくつも始め。
言ってる事とやってる事が全然違った。
それを考えるとたまらなかった。
だったら、教習所に申し込む前に変更してよ!!
大きな声で叫びたかった。
自分は何一つ我慢せずに目先の楽しみを最優先。
その場しのぎに実行する気もない事をペラペラしゃべって、最後は兄や親に頼る気だった。
困ったら家族にねだるつもりでいた。
自分が何とかする気なんて全然なかった。
ギリギリまで先延ばしにし…。
相手の立場になって物事を考えられない。
想像力に欠けている。
平和な子の鈍感力だ。
約束を守らない友達~消えた北海道旅行より
約束を守らない友達~井上理恵と丹羽登紀子
無責任女が夢を砕く~生育環境の落差
見下すのは平和な家の子
甘え慣れた子と無理して合わせる子
迷惑なおねだり女~欲しがる癖は罪
あれも嘘これも嘘~言葉の通じない友達
嫌がらせとチープなお土産~消えない傷
惨めで苦しい夏~要らなかった運転免許
二枚舌~言葉の重さを知らない女
井上理恵はホントに口先だけ。
本人は、ただ冬の間中スキー旅行を楽しんだだけだし。
家族を盾に約束破りも裏切りも済ませてしまう。
自分は一切動こうとしない。
二人とも家族というバックボーン、経済力を持った家族込でしか私と関わろうとしない。
親の車を貸してやればいいだろう。それで気が済むだろう。
そんな安易な発想だ。
彼女たちにとっては痛くもかゆくもない。
私一人が無駄に動き、話が違う方向へ逸れて行った。
元々の計画は完全に無効になり、経済的損失だけを被った。
やってられない。
親切心という名の横暴~傷と損失より
井上理恵はおねだりが得意だ。
「連れてって。連れてって。」と言い慣れている女の子。
おねだりして受け入れられ、それが当たり前で過ごしてきた。
のびのびと恵まれた環境で大きくなった。
「お兄ちゃんがお金貸してくれへんねん。」
「お父ちゃんがお金貸してくれへんねん。」
「お母ちゃんがお金貸してくれへんねん。」
これが井上の言い訳だった。
これを聞かされた時、唖然とした。
あまりに違う、全然違うと心の中ががヒリヒリした。
スキー旅行を散々繰り返した後、バイトでお金を貯めると言っていたが口先だけだった。習い事をいくつも始め。
言ってる事とやってる事が全然違った。
それを考えるとたまらなかった。
だったら、教習所に申し込む前に変更してよ!!
大きな声で叫びたかった。
自分は何一つ我慢せずに目先の楽しみを最優先。
その場しのぎに実行する気もない事をペラペラしゃべって、最後は兄や親に頼る気だった。
困ったら家族にねだるつもりでいた。
自分が何とかする気なんて全然なかった。
ギリギリまで先延ばしにし…。
相手の立場になって物事を考えられない。
想像力に欠けている。
平和な子の鈍感力だ。
約束を守らない友達~消えた北海道旅行より
約束を守らない友達~井上理恵と丹羽登紀子
無責任女が夢を砕く~生育環境の落差
見下すのは平和な家の子
甘え慣れた子と無理して合わせる子
迷惑なおねだり女~欲しがる癖は罪
あれも嘘これも嘘~言葉の通じない友達
嫌がらせとチープなお土産~消えない傷
惨めで苦しい夏~要らなかった運転免許
二枚舌~言葉の重さを知らない女
2023年02月14日
あれも嘘これも嘘~言葉が通じない人達
6月、井上が全く準備してなかった現実と直面する。
会えば必ず『夏の旅行だけが楽しみ。』『旅行へ早く行きたい。』と乗り気だった。信じたし安心していた。間際になってくると『費用が足りなかったらバイトする。』と言い出すが、それも信じた。私は井上の言葉を常に信じた。
* * * * * * * * *
私が電子オルガンの先生になったその年の春、同じ様に仕事に就いた井上や丹羽と出会う。井上は、短大を卒業してすぐ、丹羽は家事手伝いを一年した後だった。
私は短大を出て三年間、他の仕事をしていた。
会社勤めを半年間。
そこを辞めてイベント企画会社で約一年間バイトをする。
それからオルガンを購入し、資格を取るため勉強を始めた。最低限のレベルに達するのに一年と半年かかった。
その間、写真(現像やプリントをする)工場に勤務していた。
仕事を終え帰宅してから、晩にオルガンの練習をしていた。
丹羽とは同じ高槻市内に住み、習っている先生が同じだった。
最初、数日間の研修があって、丹羽と行動を共にするようになる。
井上とも顔見知り程度だったが話すようになった。
それを経て、月一回の講師会議で顔を合わせるようになった。
夏の発表会の後、打ち上げで食事。開放感から一気に親しさが増し、3人で能登半島へ旅行する。
そして一年後の夏のレンタカー旅行計画へと発展する…。
同時期に楽器店で講師コンサートが決まった。
年が明けて春にコンサート開催。特別なイベントがスケジュールに組み込まれる事になった。
私は秋頃から出張レッスンの仕事が増え始め、週5日は埋まるようになる。
その年の後半は次々と新しい場所へ行き、次々と新しい生徒に出会い、最終的には計40人生徒を抱える状況になった。
出張レッスンの職場は生徒の自宅だ。
(たまに郊外の小さな教室の場合もある。)
生徒が住んでいるのは最寄駅から遠く不便な場所。
駅前の教室へ通うのが困難な、保護者の送り迎えが大変な所。
そこへ先生が出向いて行く。
そうやって曜日ごとに違うお宅へお邪魔して教えるのだ。
毎日別の家へ行き、会うのは生徒や保護者。
他の先生たちも同じく様々な会場で仕事をしている。
彼女たちは同業者であって同僚ではない。
会社の同僚の様に毎日顔を合わせない。
月一度のペースという頻度。
知り合って3、4か月たっていても、日常を共にしていない。
親しくなったつもりでも、相手の事をよく知っているとは言えない。
相手がどんな性格なのか、充分知るには時間がかかる…。
教習所へ電車とバスで通い始めた。
午前中、学科や実技を受けて一度帰宅して昼食をとって仕事に向かった。
生徒の住む団地にも電車とバスを乗り継いで行く。
一か所はバスで30分以上かかった。
日々、様々な交通機関を使っての移動。
常にバスの発着時間を気にしていたような気がする。
乗り遅れたら次にバスが来るのは2、30分も先になる。
外回りは緊張が続く。
やがてコンサートの打ち合わせ、練習が増えて行った。
自分のレッスンも個別に継続していた。
大変だったけど…。
それぞれ移動距離や拘束時間が極端に長い訳でも無かったし、自分が決めて就いた仕事だから何とかこなせた。
しかし教習所だけは違った。
短時間でも慣れない作業の連続で疲れた。
その冬のシーズン、井上はスキー旅行を繰り返すのだ。
私は井上がどんな性格なのか見極める事ができなかった。
「おねだり」に便乗し、「軽口」に同調し流されてしまう。
(その場の空気に合わせたい気持ちが強く。)
その結果、身の丈に合わない自動車運転免許の取得に奔走する。
仮免の時期、丹羽は不穏な態度を見せ始める。
気が変わったのだ。
井上は会えば必ず『夏の旅行だけが楽しみ。』『楽しみにしてる。』『旅行へ行く、早く行きたい。』と乗り気で話し、行く気満々だったので信じたし安心してた。
間際になってくると『費用が足りなかったらバイトする。』と言い出すが、それも信じた。
井上の言葉を常に信じた。
6月、井上が全く準備してなかった現実と直面する。
丹羽は取り付く島の無い態度でいる。
言葉が通じない。
そう感じた。
何一つ届かない。
悔しさも怒りも、理解してない、通じない。
約束を守らない友達~井上理恵と丹羽登紀子
約束を守らない友達~不実と気まぐれ
無責任女が夢を砕く~生育環境の落差
見下すのは平和な家の子
踏んだり蹴ったり~親切心に潜む悪意
甘え慣れた子と無理して合わせる子
迷惑なおねだり女~欲しがる癖は罪
嫌がらせとチープなお土産~消えない傷
惨めで苦しい夏~要らなかった運転免許
会えば必ず『夏の旅行だけが楽しみ。』『旅行へ早く行きたい。』と乗り気だった。信じたし安心していた。間際になってくると『費用が足りなかったらバイトする。』と言い出すが、それも信じた。私は井上の言葉を常に信じた。
* * * * * * * * *
私が電子オルガンの先生になったその年の春、同じ様に仕事に就いた井上や丹羽と出会う。井上は、短大を卒業してすぐ、丹羽は家事手伝いを一年した後だった。
私は短大を出て三年間、他の仕事をしていた。
会社勤めを半年間。
そこを辞めてイベント企画会社で約一年間バイトをする。
それからオルガンを購入し、資格を取るため勉強を始めた。最低限のレベルに達するのに一年と半年かかった。
その間、写真(現像やプリントをする)工場に勤務していた。
仕事を終え帰宅してから、晩にオルガンの練習をしていた。
丹羽とは同じ高槻市内に住み、習っている先生が同じだった。
最初、数日間の研修があって、丹羽と行動を共にするようになる。
井上とも顔見知り程度だったが話すようになった。
それを経て、月一回の講師会議で顔を合わせるようになった。
夏の発表会の後、打ち上げで食事。開放感から一気に親しさが増し、3人で能登半島へ旅行する。
そして一年後の夏のレンタカー旅行計画へと発展する…。
同時期に楽器店で講師コンサートが決まった。
年が明けて春にコンサート開催。特別なイベントがスケジュールに組み込まれる事になった。
私は秋頃から出張レッスンの仕事が増え始め、週5日は埋まるようになる。
その年の後半は次々と新しい場所へ行き、次々と新しい生徒に出会い、最終的には計40人生徒を抱える状況になった。
出張レッスンの職場は生徒の自宅だ。
(たまに郊外の小さな教室の場合もある。)
生徒が住んでいるのは最寄駅から遠く不便な場所。
駅前の教室へ通うのが困難な、保護者の送り迎えが大変な所。
そこへ先生が出向いて行く。
そうやって曜日ごとに違うお宅へお邪魔して教えるのだ。
毎日別の家へ行き、会うのは生徒や保護者。
他の先生たちも同じく様々な会場で仕事をしている。
彼女たちは同業者であって同僚ではない。
会社の同僚の様に毎日顔を合わせない。
月一度のペースという頻度。
知り合って3、4か月たっていても、日常を共にしていない。
親しくなったつもりでも、相手の事をよく知っているとは言えない。
相手がどんな性格なのか、充分知るには時間がかかる…。
教習所へ電車とバスで通い始めた。
午前中、学科や実技を受けて一度帰宅して昼食をとって仕事に向かった。
生徒の住む団地にも電車とバスを乗り継いで行く。
一か所はバスで30分以上かかった。
日々、様々な交通機関を使っての移動。
常にバスの発着時間を気にしていたような気がする。
乗り遅れたら次にバスが来るのは2、30分も先になる。
外回りは緊張が続く。
やがてコンサートの打ち合わせ、練習が増えて行った。
自分のレッスンも個別に継続していた。
大変だったけど…。
それぞれ移動距離や拘束時間が極端に長い訳でも無かったし、自分が決めて就いた仕事だから何とかこなせた。
しかし教習所だけは違った。
短時間でも慣れない作業の連続で疲れた。
その冬のシーズン、井上はスキー旅行を繰り返すのだ。
私は井上がどんな性格なのか見極める事ができなかった。
「おねだり」に便乗し、「軽口」に同調し流されてしまう。
(その場の空気に合わせたい気持ちが強く。)
その結果、身の丈に合わない自動車運転免許の取得に奔走する。
仮免の時期、丹羽は不穏な態度を見せ始める。
気が変わったのだ。
井上は会えば必ず『夏の旅行だけが楽しみ。』『楽しみにしてる。』『旅行へ行く、早く行きたい。』と乗り気で話し、行く気満々だったので信じたし安心してた。
間際になってくると『費用が足りなかったらバイトする。』と言い出すが、それも信じた。
井上の言葉を常に信じた。
6月、井上が全く準備してなかった現実と直面する。
丹羽は取り付く島の無い態度でいる。
言葉が通じない。
そう感じた。
何一つ届かない。
悔しさも怒りも、理解してない、通じない。
約束を守らない友達~井上理恵と丹羽登紀子
約束を守らない友達~不実と気まぐれ
無責任女が夢を砕く~生育環境の落差
見下すのは平和な家の子
踏んだり蹴ったり~親切心に潜む悪意
甘え慣れた子と無理して合わせる子
迷惑なおねだり女~欲しがる癖は罪
嫌がらせとチープなお土産~消えない傷
惨めで苦しい夏~要らなかった運転免許